アシュリー・リンは港大(香港大学)で建築を学び、22歳で卒業した若手女優である。林愷鈴(りんかいれい / アシュリー・リン)は容姿だけでなく思考を持つ人物として記者の印象に残った。
撮影当日は気温が下がり始めた。取材前に短く雑談をすると、アシュリーは自身の状態を「少し微妙」と笑って語ったが、長年のチームに信頼を置いていると述べた。
ファッションウィークの話題で切り出すと、彼女は子役時代を含めて長年のキャリアを持ちながらも、当時の興奮を率直に語った。ミラノ後にパリへ行く予定だったが、パンデミックで中断したという。

建築を学んでからファッションへの見方が変わったと彼女は言う。建築とファッションは設計の本質で共通すると語った。一つの空間と一着の服はスケールが違うだけだという。

幼少期と表現の始まり:林愷鈴の出発点
両親をテレビで見て育ったことが、彼女の舞台や映像への接点になったという。林愷鈴は幼い頃に舞台芸術を学んだが、自身は内向的で舞台で緊張すると率直に語った。

14、15歳で仕事を始めた当初は自分に向かないと感じ、恐怖心もあったと述べた。しかし演技の芸術性や技術的側面に触れるうちに興味が深まり、役とともに成長する喜びを見いだしたという。
演技観と最近の役作り
最近出演したドラマ『繩角』で演じた「姜秀賢」は当初やや硬かったと彼女は振り返る。演技に生活感を取り戻すことで、観客の没入を妨げない表現ができたという。
彼女は古典的な女優たちを好み、コーディネートや佇まいから多くを学んだと語った。演じることは遊びの一形態であり、自身の成長を促すと述べた。

音楽活動と将来の計画
ミュージカルやMV出演、他アーティストとの共演を経て、アシュリーは自主制作の音楽を出したいと語った。制作上の心理的・予算面・人員面で障壁はあるが、曲は既に書き上げているという。
最近ダウンロードした曲については、Novel Fergusという広東語ラッパーを挙げた。彼の歌詞は奇妙で幻想的だが掴みどころがあると評した。なおこのアーティスト名は現地表記のまま紹介する。

建築に惹かれた理由と影響を受けた人物
建築を学ぶきっかけは中学時代に先輩が図書館を作った話を聞いたことだという。彼女は建築を「優雅な問題解決」と表現した。
特に敬愛する建築家はCarlo Scarpaだと述べた。細部への配慮や自然要素の取り入れ方、新旧の融合の手法に惹かれるという。

美術やスタイルの嗜好
好きな画家はGustav Klimtだと語った。代表作『接吻』の印刷を自宅に置いており、感情表現の濃さと象徴性に惹かれるという。
ファッションのアイコンにはJane Birkinを挙げた。日常のカジュアルで自由な着こなしに影響を受けていると述べ、基本アイテムの選び方を大切にしているという。
今後の学びとキャリアの展望
大学での学びを通じて哲学に興味を持ったと彼女は明かす。空間に対する人間の好みや本体論的な視点が、自身の設計アプローチを支えているという。
将来的には演技と建築の両立を考えており、今は演技に集中しつつ、研究的な建築の仕事も視野に入れていると語った。哲学の副専攻を検討しているという。

Executive Producer: Angus Mok
Art Direction: Mimi Kong
Photography: Ken Leung
Videography: Kason Tam & Angus Chau
Video Editor: Kason Tam
Styling: Mimi Kong assisted by Yoanah Chan
Interview: Meiji Ray
Makeup: Sheila Ko @hongkongmakeupartist
Hair: Cooney Lai
Wardrobe: Alexander McQueen, Gucci, Givenchy, Loewe, Prada, Junya Watanabe @ Joyce
Special Thanks Singchin Lo for the wonderful location


