中環レストランの新店、 DEDICAがifc Mall(国際金融中心商場)3階に静かにオープンした。中環(セントラル、香港島の金融中心)に位置し、店内からは維港(ビクトリア・ハーバー)の景観が広がる。

DEDICAという店名は英語のDedication(専心)に由来し、料理ともてなしへのこだわりを掲げる。設えは柔らかな木調とたっぷりの自然光を基調とし、昼間は開放的で、夜は落ち着いた表情を見せる。

料理は欧州を軸としつつ固定の一国に縛られない構成で、素材の質感と味の層を大切にする調理が特徴だとされる。シェフは Gianni Caprioliが名を連ね、イタリア産の時季野菜や有機卵、日本の大粒ホタテ、オーストラリア産ラム、黒トリュフなどを用いる。

人気ランチメニューと価格感
日中の人気は「蟹肉芝士奄列」(Crab Omelette)で、価格は208香港ドル。日本円換算は約4,222円(元の価格208香港ドル / 参考レート1香港ドル=20.2957円)で、Ferioli農場の有機卵を使い、蟹身と蟹味噌、モッツァレラを合わせる。切ると柔らかい流心が広がり、コーヒーと合わせてゆっくり楽しめる。
もう一つの定番、All Day Breakfastは188香港ドルで約3,816円(元の価格188香港ドル)。炒り卵、目玉焼き、温泉卵の選択と、イタリアンソーセージ、ベーコン、ソテーしたマッシュルームとトマトを組み合わせる。量とバランスが取りやすい。

サンセットとカクテル、軽食
夕暮れ時は DEDICAで注目の時間帯だ。毎日17:00から20:00までSunset Hourを設け、露台席からビクトリア・ハーバーのサンセットを楽しめる。Aperol Spritzは88香港ドル、約1,786円(元の価格88香港ドル)で、プロセッコを使った定番の組み合わせだ。
カクテルはネグローニやダーティマティーニも用意する。合わせる小皿では「蟹肉ミニトースト」(Crab Pâté on Mini Toast)や「ピスタチオのカノーリ」(Pistachio Cannoli)が人気で、後者は100%ピスタチオペーストとマスカルポーネ、クリームで甘さと食感を繊細に整えている。

ディナーメニューの主役
ディナーではよりフォーマルな皿が並ぶ。Tartufo、黒トリュフのピッツァは248香港ドルで約5,033円(元の価格248香港ドル)。ローマ風の薄手の生地で、黒トリュフソースとマッシュルームの香りが強めに出る。
手打ち全卵のタリオリーニにホタテを合わせたTagliolini Scallopは268香港ドルで約5,440円(元の価格268香港ドル)。卵の香りと適度な弾力が感じられる食感だ。

Beef Short Rib Risottoは低温調理した牛ショートリブを使い、サフランライスの豊かな層を保つ一皿だ。Sous Vide Lamb Rackはオーストラリア産のラムラックを低温で約1時間以上調理し、ミントソースでクラシックな欧州風味を引き立てる。

週末セットと営業時間・予約情報
週末は3コースランチセットを用意し、価格は388香港ドルで約7,875円(元の価格388香港ドル)。さらに168香港ドルを追加すると90分のセレクトワイン飲み放題が付けられ、追加分は約3,410円(元の価格168香港ドル)となる。
営業情報
DEDICAは中環金融街8号、ifc Mall 3階の連卡佛(Lane Crawford、レーン・クロフォード)内にある。営業時間は11:30amから10:30pmまで(日本表記は11:30〜22:30)。予約や問い合わせは電話 +852 9239 8736、公式サイトはhttps://dedica.hkを参照のこと。


